まやかしクリニック続々編

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「仲直りしましょう。貴方を全て許すことは出来ないけれど、貴方は貴方で人間臭さを貫いて。私はどこまでも悪魔として生きるから。だから、貴方は今のままでいいの。それが貴方の魅力なんだから」 「うん。ありがとう」 僕はひとみさんを抱き締めた。そして、キスした。 息子デビルの前で。 デビルは笑っていた。 喜んで飛び跳ねていた。
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