世界は決まってる

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物には寿命がある、 大事にすれば長くもち雑に扱えば直ぐに壊れる。 だけど、新しいのが出たらどんどん価値が下がってやがて持ち主がいなくなると存在が消える。 人間の寿命は、いきなり決まる。 ある日突然亡くなる人もいれば。いきなり宣告される人もいる。 または、自分から命の長さを決める人、決められる人。 物も人も初めはどのくらい寿命があるのかなんて分からない。 でも、物は人間が生み出し 人間は人間を生み出す。 人間はいらない物の数をコントロールできる。 はずだった はずだったのだ。 けれど、人間は増えすぎた。増えすぎたために食料が追いつかない。自然破壊も加わってもうこの量以外の重さを地球が抱えられない。どこかで何かを減らさなくては、均等な数にしなくては… 神でも考えそんなことを 誰かが考え始めた。 命のピラミッドの頂点にいる人間がこんなにも多いと、下のものを多くするか 頂点を減らすしかない。 そして、人間はあまりにも命の大切さを知らなすぎる。 生存競争に自殺というものは自然界には存在しない。 そして 研究が始まった。 僕も、貴方も 寿命がみんな同じだったらもっと 命を大切にするのかな 病院もいらない 食べなくてもその日までは生きられる もしそうだったら 残り少ない時間を大切にするよね?
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