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しかし、作品の軸ということになれば、話は別。
この度の第一話の宣伝文句にある通り、大の「ワンコ男子」好きの私が、
「こんなのが読みたい」と作った「ワンコ男子」好き様向けの作品
というのが本音です。
実際、どうやら世の女性たちの傾向としましては、
「チョイS」とか「チョイ俺様」とかの、どちらかといえば
「グイグイ系」男子が喜ばれる模様。
だからですかね。
世の中で色んな意味で「ワンコ男子」は、なかなかお目にかかれない。
しかし私、「グイグイ系」男子が現実の男性においても、
超の付くほど苦手なんです。
そこで、「だったら、自分で書いちゃえ」というのが今作誕生のエピソード。
ですので冠汰は、ご覧の通り「ベッタベタのワンコ」でございます。
そんな彼が織りなす甘いラブストーリーを通して、
たくさんの「ワンコ男子」ファンの皆様と
お会いできますことを、心より楽しみしております。
皆さま、レッツ・ヴィヴァ・ワンコ男子!致しましょう(笑)
2016年 クリスマスに 倉松 辰里
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