第1章

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というわけで僕は1時間目を休んで生徒会室にいる。生徒会の皆さんと一緒に。 ちなみに生徒会権限で公欠扱いにしてくれるらしい。でも僕、出席は足りているからそこはどうでもいい。 「うぅ‥」 ちなみに僕はまだ涙を流しています。かれこれ30分涙が止まりません。 「よしよし。怖かったね。」 僕を抱きしめて頭を撫でてくれる大志先輩。 「たい、し先輩ー」 昨日は軽くあしらっちゃってごめんなさい、大志先輩。 僕は優しい大志先輩の大きな胸板に張り付いて癒される。 「ほら憧。これで涙を拭きなさい。」 「しょうー?大丈夫?ほら憧の大好きなゴデゥバのアイスだよ。」 ちなみにここには生徒会会長の大志先輩の他に、副会長の天羽先輩と会計の春馬先輩がいてくれてる。 「ありがとうございます‥拭きます、食べます。」
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