サンタと空

6/10
前へ
/52ページ
次へ
サタンは次の依頼人の場所まで移動するため、窓際にいきロープに手をかける。 「では、ルゥ・クシュナーちゃんのもとへ参ります。さらば」 「え、ルゥなら…」 任務完了という響きにサタンの心はウキウキしていた。 体重を外にかけると一気に滑り降りる予定だったが… 「うわぁぁああぁあ」 重力の赴くまま、地面へと真っ逆さま。 慌てて覗き込むアスランの口はひん曲がっていた。 「ルゥなら、この家の地下にいるはずだよ」
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加