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サタンは次の依頼人の場所まで移動するため、窓際にいきロープに手をかける。
「では、ルゥ・クシュナーちゃんのもとへ参ります。さらば」
「え、ルゥなら…」
任務完了という響きにサタンの心はウキウキしていた。
体重を外にかけると一気に滑り降りる予定だったが…
「うわぁぁああぁあ」
重力の赴くまま、地面へと真っ逆さま。
慌てて覗き込むアスランの口はひん曲がっていた。
「ルゥなら、この家の地下にいるはずだよ」
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