451人が本棚に入れています
本棚に追加
「その割には、高千穂のことはビビッてたな?なんかしたんか?」
(それは私も思った。)
というか、他の女子も、カンナさん見た瞬間に真っ青になっていた。
これにカンナさんは笑う。
「きゃははは!冗談んしょ?あたし、怒鳴るぐれーしかしてねぇーもん。」
(怒鳴るだけで、あの効果!?)
〔★凛は何か言いたそうにしている★〕
「マジかよ、高千穂?本当に怒鳴っただけか?」
「え~そういや、殴ったかもしれないっす。」
(殴っただけで、あんな感じにできる!?)
〔★凛はとても何か言いたそうにしている★〕
「・・・そんだけか?」
「ええ~・・・蹴りも入れたかもしんないっすけど~いいじゃないっすか!細かいことは気にせずに♪」
(気になるよ・・・・!)
あの言い方、あの笑顔。
(絶対、怖いことしてる・・・・!)
逆らえないような、何かを・・・・・
〔★凛は何かを確信した★〕
「あははは!あたしのことはいいじゃないっすか!」
気になる話だったけど、カンナさん本人はあまりしたくなかったらしい。
さわやかに笑うと、私を見ながら言った。
「あたしよりも、そいつをどうにかしましょう!」
「それもそうだな・・・立てるか、彼女?」
「あ・・・」
話題を私へと帰られる。
これに瑞希お兄ちゃんが私に声をかけ、私はそれに答えて首を縦にふった。
立ち上がろうとすれば、体を支えられた。
「おい、無理するなよ?手ぇ貸してやるから。」
「す、すみません!」
(瑞希お兄ちゃん優しいー!密着できて嬉しいけど~)
「平気ですから・・・!」
(バレたら困る、バレたら・・・)
もっと触れてほしいけど、いろいろダメになる・・・!
(ダメよ・・・!)
〔★凛はお触りを我慢した★〕
最初のコメントを投稿しよう!