ピンチの後の仰天ニュース!ヤンキーライフはサバイバル!?

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「占いとかそんなんに頼らなくても、俺らの目できちんと見てやればよかったんだ。」 「烈司さん・・・」 「だから、凛たんのことも見て行こうと思ってんだぜ、俺?そんな顔するなよ。」 「・・・・ありがとうございます。」 にこやかに笑いかけられ、申し訳ない気持ちになる。 「そっちの話はうまくまとまったみたいだが、こちらはどうするんだ、凛道?」 「え?獅子島さん?」 冷静な策士の言葉に振り返れば、不機嫌な顔がドアップになった。 「ど~~~~すんだよ、凛道!?」 「わわ!?円城寺君!?」 眼鏡をかけていない男子が私に迫る。 接近しながら苦渋の顔でわめく。 「烈司さんと手をつないでる場合じゃねぇだろう!?瑞希さんピンチなんだぞ!?瑞希さーん!」 「だよなぁー・・・こうなったら、あたしらで手分けして探すか?」 「うははははは!わし、引っ越したばっかで、土地勘ないんやけどー!?」 「つかえねぇな、おい!どうする、秀!?」 「田渕ってあれだろう?あの噂のある・・・」 「あの噂?なにかあるの、秀君??」 「え!?知らないのか、凛道・・・?」 「そいつには教えとらん。」 「獅子島さん!?」 秀君に聞き返せば、先手を打つように言う頭の良い初代副総長。 彼の言葉に、前にもこんなことがあったと思いながら聞いた。 「教えてないって・・・またですか、獅子島さん!?」 置いてきぼりにされる感覚。 呆れる思いで言えば、彼もため息をつくような顔で返してきた。
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