第一面 勇者

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2ヶ月前までは登校し、真面目に授業を受けていたが、あることがきっかけで学校に行かなくなってしまった。 母親には事情を聞かれ、理由を話したら、「そんなことで学校休むなんて…」と呆れた。 最初は母親も学校に行くよう説得してきたが、2週間経ってからはほとんど何も言わなくなった。 ただ単に説得するのをあきらめたのか、ほっとけばそのうち行くようになると思っているのかもしれない。 しかし、優は学校に今後行くことはないだろうと思っていた。 下に降りようと思い、優は椅子から立ち上がった。 その時パソコンのディスプレイに新着のメールが届いているという、通知が表示された。 誰からのメールだろう、と優は不思議に思った。
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