20.楓

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「明日は久しぶりに、ひなたとゆっくりできるからどっか出かけようか?行きたいとことかある?」 「明日は、香夜さんのお見舞いと…ちょっと買いたいものがあるんだけど、、、一樹さんも付き合ってくれる?」 「もちろん、俺も香夜さんのところに行きたいと思っていた、それより…ね…」 さらに、一樹が身を寄せてきて、キスをしてきた。 深くなるキス、、首すじや耳元にも唇が降りてきて シャツの胸元にも、、、 だめだめ、まだお風呂に入っていない! 「一樹さん、、ちょっとまって、、、 まだお風呂に入ってないから…」 私の胸元から顔を上げた一樹はにっこり笑って 「俺は、このままでもいいけど? シャワー浴びてくる?」 このままって…冬場であまり汗をかいていなくっても気になるから。 「少し待っててください。シャワー浴びてきます。」 恥ずかしさもあり、真っ赤になりながら浴室へ向かった。 『一樹さん、いつにも増して積極的。ドキドキしちゃう。何だか、これからしますって感じで出ていくのが恥ずかしいかも…』 なんて考えながらシャワーを浴びた。 その後、寝室で一樹にたっぷり抱かれ… 結局翌朝はお昼近くまで寝ることになってしまった。
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