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バタバタしている間に、香夜さんの出産の日になった。
状況を考え、帝王切開になったみたい。
4月5日無事ベビーが生まれました。
かわいい女の子。
産まれたてのベビーに初めて会いましたがあまりに小さくて可愛かった。(3000グラムを超えているから決して小さいわけじゃないらしい)
一樹は、仕事で後日、香夜さんのところに行くみたい。
私は、楓と2人。病院帰りに食事をしながらたくさんおしゃべりをした。
「赤ちゃん可愛かったね~。あんなに小さいとは思わなかった。仁さんもとってもうれしそうで!
幸せを分けてもらった感じだね。」
「ひなたも、もうすぐ結婚するんだし
赤ちゃんだって、すぐできるんじゃない?」
「ウチは、まだまだ先だよ。
しばらくは2人でいようって言われてるし。」
「ウチ、だって。おのろけだね~。
いいなぁ、みんな幸せそうで…」
「そんなことないよ。楓の方はどうなの?
金森さん。」
「う~ん?
話もしてくれるんだけど、はっきり言って子ども扱いかな?
連絡先もまだ知らないし。ほんと、これからどうしようかな?って感じ。」
サラダをグサグサとフォークで刺し、
口へ運んでいる。
もぐもぐしながら、
「ひなたの結婚式には、金森さんも出席するんだよね?私も、お手伝いしてもいいかな?」
「もちろん、手伝いはたくさんいた方が…」
「じゃあ、香夜さんと一緒にお手伝いするね!」
いきなり元気になった。
何か考えがあるのかな?
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