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僕の横に体温を失った彼女が居た。
僕が彼女を殺した、彼女のお腹からは
血が溢れ出し、溢れだした血は
部屋に絨毯にも染みていた。
僕が彼女を殺した理由は
すごく単純なものだった。
ただ、「疲れた…もうイヤだ…」
たったこれだけの事。
彼女は良く頑張ってくれた
我儘な僕にも付き合って
想い続けてくれた。
ただ、僕からしたらそれがあまりに
重すぎたのだ。
人の殺意なんて
何時、どんな時、どんな状況で
どんな理由で殺意が湧くなんて
誰にも分からないものだ。
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