セッテの決意

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「・・・うっ・・・ん・・・」 「!?セッテ!!」 彩夏がフェイト達の救援に向かってから十数分後、気絶していたセッテは目を覚ます。 「・・・トーレ・・・」 「!?おまえ、まさか、記憶が!?」 「はい。全部、思い出しました・・・」 目を覚ました後、トーレにそう答えながら、セッテは身体を起こす。 「・・・すいませんでした・・・」 「私にブーメランブレードを突きつけたことか?だったら気にするな。記憶を無くしていたあの状況じゃおまえが取った行動は正しい。」 身体を起こした後、申し訳なさそうな表情でそう謝罪するセッテに対し、トーレは冷静にそう言う。 「・・・トーレ。私は」 「今、この国で復活したゼウスと奴が生み出した怪人達が暴れている。」 「!?」 「怪人達の方にはフェイト・テスタロッサ・アーチャーや中村一翔達が、ゼウスの方にはノゾミ・ナカムラが向かってる。」 「!?ノゾミが!?」 「あぁ、おまえを苦しめたゼウスが許せないと言ってな。」
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