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「・・・ムイ。ゼウスは何処にいるか、わかる?」
「ノゾミ?」
そんななか、ノゾミが真剣な表情でそうムイに尋ねる。
『ゼウスは今、国内のとある無人の建物の屋上で怪人達が暴れてる様子を観てるよ。』
「襲撃は怪人達に任せて、自分は高みの見物って訳だね。」
「お父さん。ゼウスとは私が戦う・・・」
ムイからの答えを聞いて、月詠がそう言うなか、ノゾミは真剣な表情でそう言う。
「ノゾミ・・・」
「私はセッテをこんな目に遭わせたゼウスを許せない・・・絶対に倒す!!」
「・・・わかった・・・街中に現れた怪人達は僕達が相手をしよう・・・彩夏。おまえはここでセッテの介抱を頼む・・・」
「アイアイサー♪」
「トーレ。あなたもここで大人しくしててくれないかな?完全に信用していない訳じゃないけど、その・・・」
「あぁ、わかってる・・・」
「それじゃあ、行きますか。」
『うん(あぁ)(はい)!!』
こうしてノゾミ達は手分けして、ゼウスや怪人達の元へと向かった。
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