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｢陽彩はどこにしたー？｣
あれから、ただ平和な学校ライフが続いていた。
ちょこちょこ玲尹と慶斗と話したりしつつ、それ以上深くならないように気を付けていた。
番犬くんは、もう論外。
やはりみんな”鳳凰”で、3人は大体いつも一緒だった。
最初は授業中も常に番犬くん殺気が飛んできたものが、だんだんそれも緩和され、今では私が2人と話さなかったらほぼ存在無視状態まで落ち着いた。
｢んー…｣
それはそうと、今、何を話しているかと申しますと。
｢俺も悩んでるんだよなぁ…。｣
｢だよねぇ｣
｢南も北の方も行ったことねぇし…｣
もうお分かり頂けただろうか…。
そう、宿泊研修です。
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