怠慢

2/5
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
ある霧の濃い森。その霧のせいで人間の手が全く加わっていない、自然豊かな『梟の森』と呼ばれる森があった。 しかし、人間が入れる場所ではないので梟が存在しているのか定かではない。 ただ、誰から始まった噂か知れないが「あの森で綺麗な、真っ白な梟を見た」と言う話しが広まり『梟の森』と呼ばれるようになった。 そして、その梟がいるのかいないのか分からない森の中。真っ白な梟は、実在する。 今回は、そんな梟と、ある人間の女性との奇妙な恋愛を描いた物語。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!