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もし本物なら仕事がくるかもしれない、藁をも掴む気持ちで答えた。
「欲しいです」
「ではこれから仕事が増えていくようにしてやろう、但し」
「但し…、なんでしょうか?」
「お前が音を上げたら、その瞬間お前は死ぬことになる」
「死ぬ!」
「そうじゃ、どうする?それでも仕事を増やして欲しいか?」
「…音を上げなければいいのですよね、でも…」
音を上げない自信はあったが、死ぬと言われるとさすがに怖気づいた。
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