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「これから仲間を探すつもりだったのよぅ。
こんなオバサンに付き合ってくれる子達はいるかしら?」
ちらりとリオさんの方に視線を移す。
「貴方、一緒にどうかしら?
見た感じ貴方も新人冒険者よね?」
おばぁちゃんがリオさんを見て言った。
「元々此処から頼むつもりだったからありがたい。
オレはリオ、新米冒険者……と言うか気ままな旅人ですかね、此処こそよろしく頼みます。」
リオさんはおばぁちゃんの言葉に2つ返事で答えたのだった。
「良かったわ♪
リオくん宜しくね。」
おばぁちゃんは強引にリオさんの手を取り握手をすると、肩をポンポンする。
私、完全に出遅れた?
「え? あのっ……。」
強引なおばあちゃんの行動に戸惑っているリオさん。
「所で、貴方の名前は…?
後依頼の説明も聞かなければ…。」
切り出すなら今しかない。
「じゃ……私も良いですか?」
私は思い切って話に割って入った。
「私はピック。是非皆様のお仲間に入れてください。」
私は勢いに任せて言い切った。
「あら、やだ♪
自己紹介はまだだったかしら?
私はドゥーラよ。」
おばぁちゃんが、自己紹介をする。
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