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「若いねー。うちなんて子供が裕哉君より少し下だよ。お母さんだよね」と軽快に笑う。
その後はお互い付いた女の子と話し、閉店でまたねと帰っていく。
何度か店で会い仲良くなったが、携帯の番号さえ聞かれない。大人だからだろうか?それとも興味が無いのか……
豪快に飲み、豪快に笑って好きな歌を歌い帰っていく自由な姿がいつしか羨ましくも思えてきていた。
それから二号店のオープンまでの間、いつくるか分からない里ちゃんだったが、来た時はママから必ず連絡が入り、店行くとお決まりのコースになっていた。
段々と連絡が来るのが楽しみになっている中、二号店がオープンし、里ちゃんがそちらの方に行くことが多くなったので、自分も二号店に行くことが増えた。
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