13、男同士が集まっても恋愛話になる。(英輔)
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「よかったな」 と俺が言うと、鳥山は頬を赤らめながらビールをぐっと飲んだ。 「じゃあ、あとは英ちゃんだけだ」 「は?」 「この前合コンに行ったじゃん。誰かいい子いなかったの?」 「……特に」 「なんだよ、今の間は? いたんだろ?」 「いない」 「ぜってーうそだ。英ちゃん最近おかしいもんね」 「何が?」 「小説書いてる?」 ビールを吹き出した。 でも俺じゃない。鳥山が。
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