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「青砥くん……あ、ああいう、その破廉恥なもの……」
「鳥ちゃーん、あれは芸術っていうの。そんな恥ずかしがっててさ、これから彼女とどうすんの? 男のほうが下手くそなんて彼女に嫌われるよ?」
鳥山は真っ赤な顔でうつむく。
高田はあまり大声で言えないようなことを大声で言って鳥山を撃沈させた。
鳥山は離れたところで小さく体育座りをしてこちらの会話から抜けた。
「英ちゃん、リアルが充実してるんだろ」
「いや、別に」
「絶対なんかあったね。この前だって突撃訪問拒否されたし。言えよー俺らも言ったんだからさ」
高田だけでなく鳥山まで尋問するような目でこっちを見る。
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