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「わかった。正直に言う。いたよ。俺の好みの子が。だけどかなり歳が離れている」
「いくつくらい?」
「7つ下」
「え? 許容範囲じゃん。俺はひとまわり下でもいいけど?」
それに関しては高田のほうが一般的なのかもしれない。
しかし俺の場合は――。
「あんまり年下だと生徒に見えちゃうんだよね? 青砥くんは」
鳥山が代弁してくれた。
「いやいや、もう28だろ? 結構な歳じゃん」
たしかに高田の言うとおりだが、彼女を女性として見るのは罪悪感に似た感情が湧いてくる。
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