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でも。
2年…いや、3年ほど前から、
何となく、
そう、何となくなんだけど…
聡美の気持ちが、少しずつ僕から離れていくのが わかった。
僕に夢中だった彼女が、
友人たちの彼氏たちを、
「ステキ」
「カッコいいね」
「頭良さそう」
と、やたら誉めるようになっていった。
そして遂には、
僕よりかなり若いやつに対して、
強い興味を持ち出した。
くそっ!
負けてたまるかっ!
僕には、
僕と彼女には、
今まで培ってきた時間があるんだ!
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