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龍馬ちゃんの好きな人
隆盛君は、龍馬ちゃんとの約束通り、《長州再征に反対する拒絶書》を幕府に提出して、長州征伐には参加せず、長州藩は幕府軍に勝利した。
その後、今後の日本について相談する為に、隆盛君、小五郎君、中岡君、龍馬ちゃんの4人が寺田屋に集合した。
最初に寺田屋に着いたのは、龍馬ちゃんと中岡君。
龍馬ちゃんが女将さんと長話を始めたので、中岡君は先に2階へと上がった。
次に来たのは、小五郎君。
「龍馬ちゃんは長州藩で、俺以外に好きな人が出来たのか?」
小五郎君は、自分が幕府と戦っている間に、龍馬ちゃんに好きな人が出来たのではないかと気が気ではないようだ。
「龍馬ちゃんは、小五郎以外の長州藩士は知らないから、それはないと思うよ」
中岡君の答えを聞いても、小五郎君はまだ不安な様子。
そこに隆盛君がやってきた。
「その話、俺も参加したい。
龍馬ちゃんが本気で好いているのは、誰なのだろう?」
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