PANIC IN THE CITY～パニックインザシティ～

2#INTHE！！

　「ぎゃああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー！！！！！」

　「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー！！！！！」

　「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー！！！！！」

　「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃーーーーーーーー！！！！！」

　ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド！！！！！！

　フィリップはこのパニックの真相を突き止めるべくビルの陰から飛び出し、逃げ惑う人々を掻き分けていった。

　　「ぎゃああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー！！！！！」

　「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー！！！！！」

　「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー！！！！！」

　「おーーーまいがーーーーーーーーーーー！！！！！」

　ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド！！！！！！

　「エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！」

　フィリップは必死に駆け巡る。

　「エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！エクスキューズミーーー！！」

　警官や制止を振りきり、フィリップは人々の群れの後へ後へと突き進んだ。

　ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド！！！！！！

　「ぜえ・・・ぜえ・・・」

　フィリップは、遂にたどり着いた。