プレゼント

2/2
前へ
/4ページ
次へ
「ウワァァ――」 「ウヒョォォォ――」 「ヒャァァァ――」 クリスマスの早朝、宿舎に少年達の嬉しい悲鳴が響く。 少年達が寝ている粗末なベッドの枕元に、1人に1つずつプレゼントが置かれていた。 彼らは枕元に置かれてある真新しい銃を手に取り、眺め操作し正常に動く事を確認。 少年達が互いにプレゼントを見せびらかせていた時、宿舎の扉が外から荒々しく開けられ号令が響く。 「サッサとと整列しろ!」 神の抵抗軍の子供兵士達は、プレゼントされた銃を手に外に駆け出して行った。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加