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「OK、話は大体アンダスタンだ。ヘビーだな……あまりにもノット フェアだ。but……みどりは悔いている。ベアーに悪いと思っているし、消そうだなんて考えちゃいない。アンビリーバボー? ライアじゃない、これはリアルだ。ビコーズ、みどりが俺達霊媒師に依頼したのは【クマを見つけ出す事】と【クマの様子を確認してからの供養】だからだよ。みどりは一言もクマを滅してくれとは言っていない」
これまでの事情をキーマンさんにも話し、縫いぐるみから抜け出した霊体がここにいる事も説明した。
キーマンさんにチビクマの姿は視えないけれど、チビクマにはキーマンさんが視えているし、声も聞こえると言ったところ、それならばとチビクマに語り掛けているのだ。
当のチビクマは、”みどりは悔いている”という言葉にピクリと反応するものの、『フン』と漏らしてそっぽを向いた。
「ベアーはボーイだろう? だったら、レイディの気持ちをわかってやれ。みどりは何度もベアーを探しに来ようとしてたんだ。but、ベアーのホラーにガクブルすぎて、そのせいで来れないでいた。オフコース、それでも来るべきだったがな。ヘイ、バッドベアー。youは自分を消せと言ったそうだな。リアリィ? 良いのか? シスターに会いたいんじゃないのか? フォレストから出られないから? ハッハーッ! ノープロブレムだ、ラッキーボーイ! 今ココにはマスターレベルの霊媒師がいる。そんなチェーンはぶった切ってくれるさ!」
ヒーーーーーーハーーーーーーーッ!!
なにがそんなに楽しいのかってくらいのハイテンション。
日本で一番エアーを読まない男は、重たい空気ごと一掃してしまう。
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