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____これから、
これから先の彼女の未来は、
どういうものになるのだろう、
過去の罪、鉛の後悔、
これまで独りで苦しんできた、
自分も他人も好きにはなれず、
人を寄せずに生きてきたけど、
今夜でそれが大きく変わる、
人に許され失くした愛を再び手に入れ、
そして同時、
他人を許す努力をし、
受け入れようと決めたんだ、
彼女が選んだこの道は、
これからどこに繋がるのだろう、
霊視で過去は探れても、
未来を視るのは叶わない……けど、
それはきっと温かく、きっと誰より幸せな、
そんな未来が待っていると思うんだ、
だってもう、
彼女は独りじゃないからさ____
……
…………
水渦さんに追いついて、街道沿いを2人並んで歩いてた。
僕らが歩くと月も一緒について来る。
空から降りる蒼い光は進む道の足元を、淡く優しく照らし続けてくれた。
第二十四章 霊媒師 水渦の選択____了
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