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初めましての方も、昔から十作品を読んで下さっている方も、こんにちは。
十(ツナシ)ルイスです。
この度は、ニヒルな王子を数ある作品の中から見つけて選んで下さり、本当にありがとうございました。
この作品は、今回今まで書いてきた他の長編恋愛作品とは違って、主人公の心の呟きというものを極力封印して書いた作品です。
なので、少しだけ雰囲気が違うと思います。
それに、全体的に少し重苦しい内容だったので、前作に比べると読んでいて少ししんどい内容だったかもしれません。
それにも関わらず、最後までお付き合い下さった方々には、本当に感謝致しております。ありがとうございました。
さて、今回はニヒルシリーズという枠組みの下、ニヒルな王子というタイトルでお話を書かせて頂きました。
読んでいて非常に伝わりにくかったかもしれませんけれど、主人公の相手役である成瀬君を、なるべくタイトルにふさわしい感じには書いていたつもりです。
いつも柔らかい笑顔だったあの人のどこがニヒルなんだと思われるかもしれません。
個人的には、自分の感情を表に出さずに、主人公の気持ちにさりげなく寄り添っている感覚だとか、あと接し方などが、少しはタイトルに沿って描けたのではないかなと思っております。
もし伝わっていなければ、私の描写不足ですので、大変申し訳ないことでございます。平にご容赦下さいませ。
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