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…¨陽騎くん… お母さん なんとか ならないのかな?…よく…年末年始頑張ったよ…¨
¨…重なりすぎました。昨日のそれ(リアル病院用日記吐き出し)は夜に書いてました¨
¨…桜羽香さんに…とっては初めてだよね…本当に…いままでは感じなかったものをいま出せてきているのは、いいことなんだよ
嫌いなら嫌いでいいんだけど、桜羽香さんにはちょっとどう捉えたらいいのかわからないのよね…¨
家庭環境によって押さえつけられたものが
桜羽香はかなり遅いながらに いま やはり この年で 出始めている
陽騎が大半のカウンセリングを受けたときの会話が 上記だ
…桜羽香は代わると 止めどなく泣いていたから
泣いていたことすら自覚がないほどに
…¨桜羽香さん?嫌いって気持ちはあっていいしみんな生まれたときからあるのはあるんだよ…
…でも桜羽香さんは…そう思えないくらいの なんていうか 環境にいた その中で生きてきた だからこそ ひとを嫌うとか 距離感をうまく取ることを
無意識に 怖がることがあるのかも知れない…
例えば 職場であーこれ嫌だなぁと思っても 口に出したら… その相手との次のコミュニケーションの取り方も不安になるのかも…¨
…そう 頭では 解りたいし わからないのではなく できるようになれる力はある
でも いまは すっからかんの飢えた状態
ただ桜羽香はそれの状態から無意識にも 更に心に負担をかけている
…俺たちが俗に表す サイヤ人状態 そのままに
…愛されやさん ではあれど その実 過半数 こいつの 小さな小さな努力の塊
…だからこそ 陽騎は そんな桜羽香に ゆとりを与えてあげたいと カウンセラーと話していた
¨陽騎くんたちとは違う 桜羽香さんの意志だもんね…¨
俺たちの役割 以前に
桜羽香は やはり 見渡せるだけの 眼はある
だけど 自分に潤いを 与えようとは考えるのは 遅いんだよなぁ…(-_-;)
羽愛
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