第1章

7/8
前へ
/8ページ
次へ
溢れる鮮血。 刺した瞬間には、出欠のショックで、もう意識などなくなっていたのだろう。 ぐったりとその場にうずくまった道子。 その顔は、とても満足そうに笑っていた。 「簡単なものですね。 さて、では約束通りに生き返らせてさしあげましょうか」 その後に呟いた怪しげな呪文。 それが終わったとき、霊安室のベッドに寝ていた時男がゆっくりと目を開けた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加