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一攫千金の夢を成し遂げたケニーは、一躍時代の寵児となります。
つぶれかけていた会社の業績はV字回復し、ウォール街の巨大投資銀行から、全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛します。
それを連日報じる全米のメディアは、彼を一気にスターへと押し上げました。
会社は上場し、さらにケニーは上へと登り詰めていきます。
そしてケニーが探鉱者としての栄誉である「金のつるはし」賞を受賞した日、マイケル・アコスタがこつ然と姿を消します。
さらに彼とともに170億ドルの金塊も消えていました。
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