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第2部「シャロン」では彼の高校時代が描かれ、相変わらずいじめられているシャロンが、ある思いがけない方法でその復讐を果たします。
さらにシャロンはケヴィンへの秘められた思いを自覚し、2人は夜の浜辺でつかの間の交流をしますが、しかしその恋もあっけなく終わらざるを得ませんでした。
第3部は「ブラック」。これはケヴィンがシャロンを呼んでいた愛称でした。ここでは、たくましい大人になったシャロンとケヴィンの再会が描かれ、少し穏やかになりそうな未来を予感させます。
この作品は「月光の下、黒人の少年はブルーに輝く」という詩劇が原作なのだそうですが、たしかに登場人物の肌がブルーに見えて美しいです。
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