27人が本棚に入れています
本棚に追加
・人間
貴族、軍人、騎士、平民がいる。
貴族と軍人は、『魔石』を身に付けることで魔法を使えるが、騎士と平民は魔法を使えない。
・魔石
妖精の魔力を具現化して作った石。
人間は本来魔力を持たないが、これをアクセサリーとして身に付けることで、魔法を使えるようになる。ただ、かなり貴重な物であるため、貴族と軍人にしか支給品されていない。
また、婚血者はこれを使っても体質的に魔法が使えない。
・婚血者
人間の中に稀に産まれる、特別な血を持った人間の女子。同じ時代に三人までしか生まれず、もし死んだ場合は次何年先...或いは何百年先に産まれてくるのかわからない。
吸血されると最強の吸血鬼である『吸血姫』になる他、吸血した吸血鬼の妻になるため、吸血鬼たちは我先にと彼女たちを狙っている。
嗅覚に優れた吸血鬼たちは、血の匂いで彼女たちの存在をある程度把握できるが、その血の匂いに惑わされ、理性を失うほどの吸血衝動に襲われる者がほとんどである。
最初のコメントを投稿しよう!