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「圭太と森本さんって、高校から?」
「いや、中学の途中から、か。」
「あぁ…。圭太が、途中から来たからな。」
「それまで、親父の転勤転勤で、なかなか友達が出来なくてな…」
「なんか、言ってたね。」
お酒も程よく回ってきて…
「愛美ちゃんもお酒強いね…。」
「うち、父がザルだから…」
「ふわぁぁっ…。俺、ちょっと隣で寝てるわ。お前ら、食っとけ。」
「うん…。」
パタンッ…
「あらら…。」
プッ…
「おっ、笑いの祭典やってんじゃん!」
森本さんが、テレビをつけた。
「愛美ちゃん。そっち行っていい?」
「ん?どうぞ。」
「こっちじゃ、上手く見えんから。」
で、二人今度は、テレビを見ながら、残った鍋をつついたり、飲んだりしてて…
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