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正直、目を疑った。それほどまでに印象が変わっていたのだ。コンビを組まされて二年となる。それがまさかこのようなことになるとは葉月も思わなかった。
屋敷をあとにすることができずにミサがまごついていた。気持ちはこの場には関係ないと冷たく連れ出すことは簡単だったが葉月としても親友の隼人の最期に気持ちの整理は着いていなかった。
「お前ら、無事だったか」
地下を出た隊長が言った。
「報告をします。終わったら二人で先に帰ります」
葉月は地下で見つけた手帳を手に報告を始めた。
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