4人が本棚に入れています
本棚に追加
行くと決めてから二人で準備を始めた。
取りあえず親の許可がないと行けないので聞いてみたところ、
「「「「行ってらっしゃーい。」」」」
と言われた。「どんだけ仲いいんだよ!」と心で突っ込みを入れた。
博行はそんなことお構いなしに「やったー!」と言いながら自分の部屋に駆けていった。
春斗「(アイツ、費用はどうすんだよ・・。)母さん。費用ちょーだい。」
春・母「はいはい。いくらで足りるかしら・・・とりあえず・・はい。」
母さんは僕に諭吉さんを五枚渡してくれた。
春斗「え、自分の分もあるし、こんなに要らないんだけど・・。」
春・母「備えあれば患いなし、よ。あなたは普段無駄遣いしないからいいのよ。」
僕は嬉しいような困ったような複雑な気持ちで自室に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!