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僕「分かりました。ありがとう御座います。早速で悪いのですが、受注したいと思うのでこのまま案内してもらっても宜しいでしょうか?」
僕はそのままクエストの受注方法を教えてもらおうと受付の人にお願いする。
受付「かしこまりました。ご案内します。クエストの受注はコチラからお願いします。」
僕と受付さんは一緒に行動する。
僕「分かりました、この掲示板から任務を選んで提出すれば良いんですね、ありがとう御座います。まずはそうですね、この任務を受けさせて貰いますね。」
僕は任務ランクE、薬草3種類採取のクエストを受ける。まずは一つづつ、確実に。
受付「そうですね、まずはそれをオススメしますね。任務が終わり次第再度報告の方お願いしますね、ではお気を付けて行ってらっしゃいませ。」
僕はお辞儀をして任務に向かう。場所は全て王都周辺に自生しているようだ。
僕「コレが、オウレン、あっちにあるのがエビスグサとヒレンダケ。この3種類を5セットずつ、だったかな?ロープがあるから1セットずつ束ねておくかな。よし。帰るか。おやあれは・・・。」
僕は手際良く5セットを束ねて行く。摂りすぎた分は余らせるのは勿体ないので予備に作っておく。取りすぎないのもギルド員なんだろうけど。その前にゴブリンが家畜を追いかけ回している。クエストは降りていないが、主としては困るだろうから始末しておこうと考える。結末は僕の圧勝。その後は王都に戻ろうとする。そんなこんなで学校に入る前にはCランクに上がれそうだなと意気込んでいた。
???「シマカゼェ、お前を昇級させるわけ、無いだろうが・・・。」
受付「初任務お疲れ様でした!この調子でクエスト受注の方よろしくお願いしますね!」
受付さんは応援してくれる。その応援に答えないとな。
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受付「シマカゼさん、お疲れ様です。今日はついに昇格試験ですね!2週間で昇格試験は素早い受注ペースです!頑張って下さいね!」
受付さんより僕は昇格試験のクエストを受ける。内容はエビスグサ、オウレン、ヒレングサ、ポンタポソウを20本採取か。頑張って取ってくるとしよう。
僕「よし終わり!!もどりましたー・・・あれ??何か嫌な雰囲気。」
僕はあれから1週間ほどクエストまみれの生活を送り蒼の遡洸壁のギルド内に入ろうとすると嫌な雰囲気に圧倒される。
ごろつき「オメェがシマカゼだな??少しツラァかしてくれんけぇのぉ??」
周りには屈強な男どもが立ち並んでいる。恐らく昇 格試験の報告にを来た僕の邪魔をするためかな。
僕「そうですけど、貴方がたは??」
僕は震えながら10人ほどの男どもに囲まれてしまう。もう、やだ。
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