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僕「…………。」
あのあと特に何もなく僕たちはごちそうさまを済ませる。
ラフレシア「うん、ごちそうさまでした。さて、私たちは少しお風呂に行くが君はどうする?着いて来るかい?」
僕「……行かない……です……ごめんなさい……。」
僕は提案を断る。少し考え事もしたいからね。
ラフレシア「そうか、それは残念だ。じゃあユリ、行こうか。」
2人は手荷物を持って部屋を出ていく。さて……。
@~少年移動中~@
僕「…………ここ……?。」
僕は再び神帝像前にくる。ボンヤリと村の流れを見ていると向こうの方から慌ただしい声が聞こえてくる。
???「退いて退いてー?!!!!!」
僕は像の後ろへ周り、難を逃れる。すると……
謎の下卑た声1「コッチに逃げた筈だ!!!!探せ!!!!ソコに総てを置いてきた!!!!」
謎の下卑た声2「そんなんで大丈夫か?」
謎の下卑た声3「大丈夫だ、問題ない。」
なんかどっかで聞いた事のあるようなセリフを男が3人で話し合っている。その後男たちは3方向に別れさっきの走り抜けていった女の子を恐らく捕まえようと探しにいくのだろうな。…………くっ『ゴメンね、私たち見たらほっとけない性格だから。』……くっ、はぁ……ま、良いか……悪く……ない。僕は彼女の後を追い掛ける。確か村の外に走っていって気がする。
女の子の嫌がる声「はぁ!!!!はぁ!!!!何なのよ……あいつら……!!!!」
僕が追い付くとソコには腕を捕まれている女の子と「そこに総てを置いてきた」男たちがいた。僕は物影に隠れて様子を窺う。
下卑た声1「グヘヘヘ、追い詰めたぜぇ?姫さんよぅ~WWWWプゲラッ!?!!」
下卑た声2「敵襲だ!!!!囲め囲め!!!!」
下卑た声3「KAGOME!!!!KAGOME!!!!」
僕は観かねて「他属性『白矢連矢』(無色透明な空気を圧縮した連矢。これに属性をつけたものが炎矢連矢や闇矢連矢、と誰かが言っていました。)」を3人に打ち込む。
ここで冒頭に戻る。
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