3人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
僕「当たった……か。」
本当は着いて来たくなかったんだが着いて来てしまったから仕方ないよね。彼女の側には御付き?の人たちが倒れている。もう少し早かったら……!!!!
女の子「君は……!?」
僕は彼女に近寄る。静かに、そして冷静に。
僕「…………。」
じっと彼らを観る、彼らの目は「邪魔すんな。」とハッキリ見える。
女の子「駄目だよ。その人たちは私にしか興味ないんだから!!!!逃げて!!!!」
女の子は僕を逃がすのに必至だな。でも……慢心はしない。
僕「見て見ぬ振りは……無理……関わって……後悔する、だけ。白矢連矢。スラッシャー。」
僕は他属性の攻撃魔法、白色の矢のかたちをした連矢と素早さ2倍のスラッシャーを手刀で降り被り相手にぶち当てる。
男たち「ダァ!!!!」
3連矢にスラッシャーの威力が上乗せされた上に無色だから避けようがないのでまともに当たると弾き飛ばされるんだよ。ザマァ。
女の子「今のは……風属性の攻撃魔法……?」
1人弾き飛ばされたことではなく攻撃魔法の方に興味があるようだ。
僕「……。」
僕は風属性の身体強化を無言でかける。僕のスペックとしては基本的な4属性と簡単な最上級は習得しているが、最上級は今は1発が精一杯だし。それに魔法を使えば、もとい消費すればその分延び白が増えるし、今はマジカルウォッチに魔力を流しているから僕自信の魔力値も少しは上昇してるはず。(詳しい効能は睡蓮に包まれてのP134~P136を参照。)
男1「てめぇ!!!!やりやがったな!?!!!!お前ら!!!!フォーメーションアタック行くぞ!!!!」
男2「おう!!!!」
男3「お仕置きだべぇ!!!!」
男たちは斜めに並びほぼ同数の魔力を込めているのが見える。最後尾が魔法、真ん中が中距離攻撃、手前が近接攻撃なら厄介だったんだが、全員が魔法なら対処しようはあるな。
僕「…………。」
僕はポケットから簡単な折り畳み式の刃物を取り出す。火、風、水、地の属性を順番に纏わせる。
女の子「すみません!!!!私も手伝います!!!!3対1なんて赦せません!!!!」
女の子が僕の隣に来る。まぁ、1人も2人も変わり無いし、問題はないか。
僕「(コクリ)………はっ!!!!」
僕は女の子に会釈して顔を向け他属性の身体強化で上げたスピードで男1に突撃する。
最初のコメントを投稿しよう!