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僕「…………。」
ケヤキ「…………その勝手に抜けてきてごめんなさい……。」
ケヤキさんは戻ってすぐユリ様とラフレシア様に謝っている。何かあったのだろうか?
ユリ「お母さんたちにはおばあちゃんたちからも説明するから。まずはアナタの声で説明しないといけないよ?分かってるわね?」
僕は完全に蚊帳の外に置かれているが、特に話すことは無いし、問題はないかな。
ケヤキ「はい……分かりました……。」
またケヤキさんは声を俯かせてしまう。
ラフレシア「そこで、だ。急遽では在るが、護衛をそこの男の子に依頼した。」
いきなりラフレシア様の声が僕を現実に引き戻されるWWW。まさかここで例の件か……困りますねぇWWW。マァ、良いかWWW
ケヤキ「エ……アナタが……?ゴメンナサイ……無理言って……デモ……アナタになら……(イイかも…)。」
最後聴こえちゃったけど……一応ね。
僕「え?最後なんて……?」
ケヤキ「あ、いえ!?何でもない!!!!あ、お爺様!!!!晩御飯!!!!何処で食べるの!?ネェネェ!!!!」
ケヤキさんは照れ隠しに晩御飯の話にすり替えてしまう。質問に応えてくれてもどう返して良いか分からないから切り替えてくれた方が良いんだけどね。
ラフレシア「(ニヤニヤ)ンー、ココで頂くことになっているが、そうだな、私達は外で頂くことにしよう。ゆっくり食べると良い。」
うぅわ……この人たち変に気を配るタイプなのか……顔が若干ャニヤついてないか?
ケヤキ「え……でも……エンドウ君もそれで……良いかな……?」
ケヤキさんは何故か震え声で聴いてくる。
僕「僕は……問題……ない……うん。」
僕は返事をしてとりあえず一旦解散という流れになった。
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