「ギルド登録はお早めに」(前編)

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僕「…………。」 僕は記入用紙にサラサラと書き込んでいく。項目は『氏名・魔力量・得意な属性・身長・体重・性癖(任意)・3サイズ(任意)・好きな異性のタイプ(必須)・好きなアニメのタイトル・好きなTAKA様原作のキャラ(使い魔も可)を1人以上。好きな原作の章を1つ以上記入』とのこと。任意の質問がセクハラ臭がプンプンする。上から「エンドウ・シマカゼ、6000・水属性・170cm・65k・無記入・無記入・居ない(※作者現状)・魔法少女リリカルなのはStrikerS(※作者好み)・フレイ(※作者好み)・全て。」(作者好み=良かったら皆様も自由に書いてみてね!!!!) 僕「か……書けました……。」 僕は受付嬢に記入用紙を渡す。 受付嬢「はい大丈夫です。ではコチラへどうぞ。」 僕たちは地下に降りていく。たった1人を除いて……。 ギルドマスター「エンドウ……シマカゼ……シマカゼ……だと?面汚しめ……昇格試験は……受けられると思うなよ……!!!!」 僕「クシュン!!……クシュン!!!!……?……クッ……。」 僕は二回クシャミをする。二回は……悪口……? 受付嬢「あ、あの……だ、大丈夫ですか?」 僕「あ……はい……大丈夫?です……。」 僕たちは水晶と機械が置かれている部屋へ入る。 受付嬢「この水晶に魔力をアナタの全力全開で流してね。ここに数値が出るから。」 僕「…………出た。」 僕はありったけの魔力を流す。機械には6000の文字が浮かび上がる。これは僕の素の数値。魔道具の魔力は入れる必要がないからね。厄介事は嫌いだし。そこまで落ち溢れになる必要もないし。因みに学生平均は4000程度らしい。 受付嬢「へー、中々頑張ってるんだねー。君学生でしょ?ちょっと魔力量多めだね。じゃ次は属性も登録しちゃうからこっちの水晶に魔力流してね。」 僕「…………?」 僕は言われた水晶に魔力を流すが色がごちゃごちゃしていてよく分からない。炎と風は分かるんだけど……。 受付嬢「君……凄いね、この色は初めて見るよ。これは4属性だね。地属性・水属性・炎属性・風属性だよ。」 4属性の色ってこうなるのかと納得しながら僕たちは事務処理を終わらせ、部屋をあとにする。
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