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僕「……ふぅ…。あ…マスターさん……居ない……?」
僕たちは受付へ戻り、ギルドマスターが居ない事に気付き仕事に戻ったのかな?と考える。
受付嬢「では今日はコレで手続きは終わりとなります。ギルドカードは翌日出来上がるのでコチラの証明書をお持ちください。よろしければ現在泊まりも可能なので仰っていただければ手続きさせていただきます。如何なさいますか?」
受付さんは必要事項をさらっと読み証明書を渡して下さる。
僕「あ……ありがとうございます。あと宿……お願いします。」
僕は荷物と鍵を持ち2階の部屋へ行く。部屋は四畳一間の単身者向けの構造になっている。
僕「ふぅ……。」
荷物を置き、足を伸ばす。この時少し痺れて悶えたのは内緒で。
僕「……明日から……どう……しよう……かな……。」
僕は1人呟く。入学式には後3ヶ月程時間があるし、とりあえずギルド登録まで済ませた事は念話で知らせておくとして……昇格試験、受けられそうだったら受けてみるか。時計を今は時間が9時過ぎを差している。僕は目をつむり少し横になる。昼御飯まではゆっくり出来そうだし。
僕「ん…………?ウワッ!?」
僕は目を開け目を擦りながら周りを見渡す。時間は13時を差していて、びっくりしてしまう。
僕「あ、お昼行かないと。」
僕は立ち上がり、部屋を後にする。
受付嬢「あ、エンドウ様、全く出てこられなかったので少し心配しまして。ご飯、どうされますか?鍵はお持ちくださいませ。我々も3時間ほど席を外しますので。」
受付さんは離席される事を伝えて下さる。
僕「分かりました。では持った上で行ってきます。」
僕は部屋の鍵を持ちお昼ごはんに向かう。
受付嬢「はい、行ってらっしゃいませ。ごゆっくり。」
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僕「さて、本格的にどうしようかな・・・。あ、そうだ、観光でもしてみるかな。でもあまり目立たないようにしないとな。」
僕は昼ご飯を食べ、時間を持て余している。依頼を受けようにもギルドカードはまだ発行中だし。観光がてら街中を歩くことにする。もちろんシマカゼの名は伏せないといけないけど。こう言うとき、ホント名前が使えないって不便なものだな。とゆっくりあるき出す。
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