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ラフレシア「エンドウ君か、良い名前だね。さて、準備できたかな?詳しい話はお風呂に入ってからにしようかな。」
自己紹介している間もユリ様は浴衣を3人分用意されている。入るとは言ってないんだけどなぁ……まぁ、良いか。
僕「………分かり……ました……。」
僕は歩く二人の後ろを付いていくことにした。
~老若男女移動中~
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―――
僕「……ふぅ。」
僕は洗身を終え湯船に浸かる。ラフレシア様は既に湯船に浸かられている。
ラフレシア「さて……頼み事は比較的には簡単だ。……いや、まぁ良い。ちょっと、一癖有るから無理に、とは言わない。良ければ私の孫と学校で仲良くしてやって欲しい。」
僕はのんびり浸かりながらラフレシア様の頼み事を聴いている。まぁ、仲良く……出来るか分からないが、覚えて置くとしよう。
僕「……良い……よ。」
ラフレシア「ありがとう。そう言えば……。」
本題が終わりその後は他愛の無い話をした。さっきのケガの話をちょこっとだけ話したり、これからどうやって行くつもりか話をした。まだ半年有るから無理に焦る必要もないし、のんびり行くと答えておいた。
僕「ふぅ……上がり……ます……。」
いよいよのぼせてきたので上がろう……うん。
ラフレシア「む、そうか、なら私も上がるとしよう。」
お互いに湯船から上がり、一通り済ませ脱衣場ヘ向かう。
僕「…………。」
僕は黙々と服を着ていく。ラフレシア様も特に喋られる事はなく着々と着替えられる。流石は元国王様だ。肉体も妥協しない姿勢が見えるな。
ラフレシア「そんなに見つめられるとその気が無くても恥ずかしくなるな。」
はっと気付き、僕は視線を逸らす。
僕「…………。」
その後また黙々と服を着ていく。と言っても浴衣だけど。
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