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バルトさんの指示で私とおばぁちゃんは休息を取ることになった。
確かにボロボロだもんね。
私たちの介護にリル姉が抜擢された。
リオさんとフィリプさんは棺桶の見張りに着いた。
門の見張りはラー君だ。
バルトさんはギルド本部から帰ってくるなり追加報酬の話を切り出した。
「と、言うわけでだ。
ギルド幹部から追加報酬を確約してきた。
各々が金貨100枚か、魔法武具のどちらかを選ぶと言うモノだ。
どちらにするのか教えて欲しい。
ギルド本部に取りに行かないといけないからな。」
こういうところは抜かりない。
バルトさんはある意味頼りになる。
私も先の戦いでクリマをほとんど使いきってしまった。
ここで報酬が出るのは正直ありがたい。
「私は金貨100枚で。」
魔法の武具をもらっても、扱えないのでは意味はないからね。
それよりもクリマを補充する方が先決かな。
私以外もおばぁちゃん、フィリプさん、バルトさん、リル姉、ラー君は金貨100枚を選んだ。
リオさんだけがストライクLv1が使えるメイスを選んだ。
それを聞いたバルトさんは再びギルド本部へと向かったのだった。
私とおばぁちゃんはリル姉に介護をされて、2日間ゆっくり休むことができた。
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