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何で私はここに居るんだろうか。
パチパチ…
暖炉の木が燃えて弾ける音がする。
どういうことなのかよく分からないが、私は今
例の男の子の家にいる。
雨宿りすらも拒否されたと思ったのに
何故か中に入れられた。
雨宿りOKしてくれるだけでよかったのに…と思っていたが
激しい運動後とか悪天候とかのことを考えると、やはり暖かい部屋というのは素晴らしい。
暖かいのでウトウトしかける。
すると
ダンッ!!!
すごい音がしたので眠気が少し遠のいた。
「…何寝てんだ。アホ女。」
男の子がイラっとした顔でこちらを見てる。
ひえええええ。
「すみませんでした!」
正式には寝てないが、もしかしたら寝てたかもしれないので慌てて謝る。
「…別に。」
そう言って男の子はお茶を飲む。
…自分だけ。
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