第4章

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翌日から、住み込み労働が始まった。 9時~5時…というので 翌日は9時少し前に起きて朝ごはんが9時にできればいいと思っていた。 けれど、6時に叩き起こされた。 コタローくん曰く、 『朝早く動かないと仕事にならない』 らしい。 なんの仕事かは不明だが とにかくそういうことなら仕方ない。 寝ぼけ眼で何か料理を…と思い冷蔵庫を開けると、板チョコしかない。 冷蔵庫から放たれるのは大した冷気でもないのに、私は固まった。 「メシまだ?」 後ろから催促の声がする。 やばい。
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