第4章

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とりあえず唯一の食糧である板チョコを出す。 「ふざけてんの?」 案の定の睨みと一喝。 「すっ、すみません…食糧がこれしか見当たらなくて」 となぜか私が謝ると …チッ。 舌打ちされた。 パキッ。 と割れたのは私の心…ではなく板チョコ。 コタローくんは黙々と食べる。こっちを睨みながら。 すると途中で食べるのをやめ、食べかけを机の上に置き 奥の部屋へ行ってしまった。 1人の空間。 ちょっとホッとする。
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