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使用武器は一般的な剣。魔法は光属性。ただし身を削りあった後に自らの手で相手を殺すことをモットーとしており、簡単に有利に立てる攻撃系魔法を使うことはそうそうない。交流のある人間でも魔法が使えることを知っている者はほとんど居ない。
砂を入れて縛った布や細い糸、油、爆竹など様々な小道具を携帯しており、相手の実力を測るのに使ったり即席のトラップにしたりして利用する。また、小石や枝など現地で入手できる物も利用する。
剣も純粋な武器のみならず罠や気を引かせるための道具などとしても利用する。武器を持っていないと油断すれば、手痛いしっぺ返しが待っている。
この戦い方を支えているのは多くの戦いで得た知識と技術。敵の魔法や戦法を知識から導き出し、技術で対処する。
光魔法を利用して瞬間的な目くらまし(非殺傷)を行うことはそれなりにある。失明させるほどの光量は出さず、また持続もさせない。これは一種のこだわり。
相手を見失ったりした場合、自分を中心に数秒間周囲(半径10メートルほど?)から光を奪い、その中で不可視の光(赤外線)を発するものの位置を把握する。火など別の強い光源があっても数と位置を正確に把握できる。この範囲内にいる人間はよほど接近しない限り他者を見ることはできない。
唯一使う攻撃系魔法であり、最大魔法は「フォトン・レイ」と呼ぶもの。簡単に言えばアメリカ軍が開発しているような不可視のレーザー。条件にもよるが魔力を供給し続けさえすれば射程はほぼ無制限、速度は光速。4、5秒で2、3センチメートル程の鋼板を貫通する。そのうえ単純に反射することもできない。また、照準をずらし続ければ焼き切ることも可能。ただし、高温多湿や悪天候時などは射程と威力が極端に落ちる。使用するのは一対多で魔物と戦うとき程度。
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