2人が本棚に入れています
本棚に追加
人間より一回りほど大きな鳥の姿をしている魔物。移動方法は歩くか、飛ぶというよりは跳ねる。
魔力を利用して、数秒の溜めの後に口から熱線を吐き出す。守りを厚くすれば防げるが、避けることが推奨される。射程はさほど長くない。
また、溜めから火球を放つこともある。こちらは途中で複数個の小さなものに分離するが、威力は低め。とは言っても当たれば火傷は免れない。
前者は敵を倒すため、後者は獲物を狩るために使うことが多い。共に溜めから発射の終了まではその場から動かない。
羽や尻尾も強力な武器となり、攻撃のために振られたそれに当たれば簡単に骨が折れる。まともに飛べないのもこのように進化したため。
これだけの脅威があるものの、胴体の肉質はとても柔らかく、遠くからちまちま攻撃するか懐に入り込めればほぼ一方的に倒すことができる。
肉はさっぱりしていて美味であり、食用によく狩られる。若鳥よりも成長したほうが美味しい。
名前は愛媛県に伝わるらしい妖怪から。
最初のコメントを投稿しよう!