明晰夢

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あれから俺は再度明晰夢を見ようと夜に明晰夢を見れるように願いながら眠りについた。 だが、熟睡してしまった。 何故だ。 気分が重い。 気分が憂鬱だが俺は高校生なので仕方なく学校へと向かう。 ー学校ー 友人が俺の顔を覗きこむ。 友人「うわっw何その顔。まぢブスwww」 俺「うっせーよ」 俺は友人を煩わしく感じ机につっぷした。 友人「わりーわりーwwなんだよ。いつもの春らしくねーな。どうした?何かあったのか?」 友人は俺の背中を擦り謝ってきた。 仕方なく俺は友人へと顔をあげ、昨日の出来事を話し始めた。 俺「そういやな、昨日……………ってことがあったんだよ。」 友人「え?!まじか。春すげーな。」 友人は興奮ぎみに話す。 俺「だけど、そこからが問題なんだよなー。あれから明晰夢が見れないんだよ。ハァ…」 友人「なんだ。そんな事かよ。つまんねwwww隣のクラスの羽木に聞けばいいじゃねーかよww」 俺「………いま何て言った?」 友人「だーかーらーwwww隣のクラスの羽木に聞けっつったんだよwwww」 俺「おまえまじ天才だわwwww」 友人「おっおうw」 俺は居てもたってもいられずクラスを飛び出し隣のクラスに向かった。 羽木、羽木どこだ?? あぁそういや羽木ってやつ誰かしらねーや 詰んだわ。 いやいや、待てよ 人に聞けばいいじゃねーかよ 近くにいた女子生徒に訪ねてみることにした。 俺「ねぇ、君、ここのクラスのやつで羽木って知ってる?」 女生徒「あぁ。羽木君ならあの机で本読んでるよ」 女子生徒は眼鏡をかけたマシュマロ頭でいかにも 優等生ですという風貌をした男子生徒を指差した。 俺「ありがとう」 俺は女子生徒にお礼を告げ羽木に近づいていく。
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